コラム

「会社を作る」と考えたときに、済ませてほしい4つのこと

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会社設立の基本的な流れ

  「ビジネスを始めよう」と思った場合、個人事業主として始める場合もあれば、会社を設立して始める場合もあるかもしれません。 その際の基本的な流れを説明しましょう。 一般的には、次の6つのステップを踏むと考えてください。   1)基本事項の決定 2)定款作成 3)資本金の払い込み 4)登記書類作成 5)登記申請 6)登記後の各種行政などの手続き   このすべてのステップを詳しく説明すると大変です。 そこで今回は、会社設立登記を行う前に、最低限済ませておきたい準備についてお話します。  

次の4つは必ずお済ませください

  いざ、会社設立登記を行うとなると、かなり忙しくなりますが、最低限次の4つは済ませましょう。   1)商号を決定する 平たく言ってしまえば、会社の名前です。 基本的に、ご自身の好きな名前を使って構いませんが、次の2点にはご注意ください。  
  •  同じ住所に同じ商号が既にある場合は、登記できない。
  •  銀行を営んでいるわけでもないのに「銀行」という名前を使うなど、混乱を招く名前は使えない。
  2)印鑑を作成する 登記手続きを行うときには、申請書を提出します。 この際、会社の代表印が必要になるので、早めに準備しましょう。 長く使うものなので、定評のあるお店で作ることをおすすめします。   3)役員報酬額を決める 役員報酬は、原則として経費にはできません。 つまり、役員報酬をいくらにするか次第で、会社が払う法人税および代表個人が支払う所得税も変わります。   4)資本金の額を決める 株式会社の場合、最低資本金は1円となっています。 つまり、1円から株式会社が作れるわけですが、あまりに低すぎる資本金も考え物です。 本来、資本金とは株主を発行することで集めた資金を指しており、会社が業務を行うための元手になるお金です。 いきなり高額な資金を集めるのも難しいですが、さすがに少なすぎると何もできないのも事実でしょう。  

実際の手続きは専門家におまかせしましょう

  ここまでお読みになった方は、「事前の準備だけで、大変そう……」と思われたかもしれません。 しかし、どれも慎重にやらないと、会社設立にまで到底たどりづけなくなります。 会社設立手続きをスムーズに進めていくためには、税理士などの専門家の手助けがあった方が、心強いでしょう。 「会社を作る!」と決めたら、早い段階から専門家に相談するのをおすすめします。   会社設立のご相談は目黒区の鳥山会計事務所へ こちらから
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